投資の大原則 [第 2 版]
著 : チャールズ・エリス、バートン・マルキール
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個人で資産形成のために投資をする人 (個人投資家) に対する助言の本
投資を成功させる最良の方法
分散投資
リバランス
定期定額積み立て投資 (ドル・コスト平均法)
インデックス・ファンド
3 つの重要な要素
資産配分 ← これが重要で、他 2 つは重要ではない
マーケット・タイミング
銘柄選択
I. まず貯蓄を始めよう
秘訣は再投資 (複利)
72 の法則
基本的には借金は避けるべきだが、住宅ローンは別
カードローンは絶対に避ける
II. シンプルな投資法
大きな野望を達成するには具体的である必要がある
そして、計画を確実に実行すること
インデックス・ファンドを使うのをおすすめ
個々の株や債権に投資するアクティブ運用ファンドよりもリターンが高い
市場平均に勝てないのはなぜ?
平均を基準に考えるとゼロサム・ゲーム
アクティブ運用ファンドは年平均資産の 1 % 程度の信託報酬
インデックス・ファンドはその 1/10 程度
資産内容見直しの際のマーケット・インパクト・コスト
ウォーレン・バフェット (バークシャー・ハサウェイ) の記録はずば抜けている
割安株を買う能力に長けているだけではない
株を持ち続けること
投資先の会社の経営に積極的に関わる
債券市場でもインデックス運用は有利
アメリカ市場以外でもインデックス運用は有利
ほとんどのグローバル株投資のマネジャーは MSCI EAFE インデックスのすべての株を買うインデックス・ファンドに負ける
新興国市場でも
インデックス・ファンドは長期にわたって保有するため、さしあたっての売買益は出ず、税金面でも有利
nobuoka.icon ここの理論はよくわからんな
ETF (上場投資信託) も悪くはない
III. 一に分散、二に分散、三に分散
エンロンで 401 (k) 退職積み立てプランとして自社株を選択した社員の話
粉飾決算と不正取引が発覚して株価が暴落 → 全ての資産を失う
分散投資の重要性
IV. 大きな失敗を避けよう
成功の鍵は、忍耐力と努力の継続、そしてミスを最小限にとどめること
行動ファイナンス
人間はいつも合理的に行動するわけではない
市場予想とどう向き合うか? → 向き合わない、予想しない
バブル
投資家が注目するべき 2 つのキャラクター
ミスター・マーケット
ミスター・バリュー
投資リターンを確実に増やすひとつの原則は、投資コストを最小限にすること
V. 私たちが勧める KISS ポートフォリオ
KISS ポートフォリオ
VI. 暴落期でもあてはまる大原則
長期積み立て貯蓄制度 (NISA や iDeCo)
リーマンショックのときには分散投資も効果がなかったが、それは例外的
失われた 10 年でも、分散投資とリバランスは効果的だった
金融抑圧の時代 : 各国の国債発行額はうなぎ上り → 長期にわたる金利をインフレ率以下に抑えたい
国債の金利が非常に低い時代に、投資家は債券をどう扱うべきか? (特に定期的な金利収入が欲しい人)
社債などの多少はリスクがあって国債よりは金利の高いものに投資する
金利収入を優良株の配当収入に変える
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